ブラウブリッツ秋田 新スタジアムについて、24年9月の現在地。

いろいろ話題となっているブラウブリッツ秋田の新スタジアム問題。

今議会の市長説明にあった通り、新スタジアムは予想通り、八橋の第二球技場と健康広場のところに公設で作られることになりそうです。

自分の予想としても、最終的に建設地は八橋で決まるでしょう、と。
そしてやはり公設公営。
つまり公共施設として作ることになる。

税金で公設にするなら…

  • ラグビーやアマにも使わせて
  • 規模考えよう
  • 芝生の養生期間が必要ならその間の利用料も払ってね
  • 他の用途も何か考えようね。

て、条件は当然のようにつくと思う。サッカースタジアムの稼働率低いもの。

公共施設として作るにあたって、どう市民や議会を納得させるかがポイントになる。
まず、現状の秋田市球技場(ASPスタジアム)の建て替えという建前になる可能性が高い。完全な新設は人口減が続き、縮む秋田では難しい。
よって現球技場はスタンドの減築や人工芝化が考えられる。 同様に現状八橋にある4面のサッカーが出来る場所を3面に減らすなどの施設の統合を行うことも。

お金を出すのは県30億、市30億、toto助成金30億。
ブラウブリッツ秋田はお金を出せない。出せてもVIPルームなどの整備部分か。

公共施設として維持していくために、ラグビーにも使わせるアマチュアスポーツにも使わせるのは大前提。
ハピネッツの新県立体育館に払う利用料と比較しておかしくない「それなりの利用料」をブラウブリッツ秋田にも請求することになる。芝の養生期間も課金が必要になるでしょう。
プロの興行のための芝生の養生期間に他のアマチュアスポーツとか使えなくするならば!!

その他にも例えばスタンド部分に企業支援施設や保育所などを入れる、防災拠点機能を持たせるなどの公共性を高める工夫は必要になる。

ただ市民の理解は正直厳しいと思う。 ブラウブリッツ秋田が降格してもいいとは思ってはないだろうけど、人口減かつ大雨災害が続くなかでの大型投資を認める空気にはならないのでは?
外旭川まちづくりではイオンタウンは撤退までいかないものの、おそらく市場余剰地にイオンの商業施設を作り、他の部分はもっと地域と親和性が高い産直施設や食品加工工場、観光農園あたりに絞ったものになるのでは? ただ、それでは事業者としてあまりうま味がないので、撤退もなくはないとも思う。イオンにとっては別に創業地でもないので、そこまで秋田市に拘る理由もないだろうしね。

ただし。
いずれにしても、ここんとこの豪雨災害のこと考えると、それでも政治的に持たないかもな、とも。
水害のこともあるので、多くの市民にとってはスタジアム新設の優先度高くないってのは分かります。

八橋にも、雄和にも球技場があるなか、30億円「も」出しますよって言ってる佐竹知事をスタジアム反対派の老害みたいに一部サッカーファンが言うの、ホントよくない。
あと、一部サッカーファンの 「野球場にはお金だすのに」 「歴史文化施設にはお金出すのに」 ってのはホントやめた方がいいと思う。 中々整備が進まずストレス貯まってるんだろうけど、それ言ってもプラスになることは何もないと思う。 理詰めで反論されるし、仮に論破しても翻意にはつながらないよ…

知事や市長が無責任なこと約束したとか、ブラウ側もイオン構想に乗せられたとかこっちの責任もあるけど、Jリーグ側も新設に拘らないでほしい。
そもそもスタジアムで地方都市に無理させないでほしい。
結果、スタジアムが実現してもしなくても、地域とチームとサポーターの間に溝なり蟠りが生まれちゃう。 それは本来Jリーグが目指すものではないんじゃないかな?

そうなると、ASPスタジアムの改修で済ませるというあたりが無難なゴールなのかもしれないな、とも。

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