サッカースタジアム計画について

いずれ民設民営だって言ってる以上は「ブラウブリッツ秋田」側の次のアクションも大事で、市はそれを待つ側というタテマエなんですが…
民設民営ですから、と市の当局が毎度毎度逃げるにしては、公費負担分が大きいわけで…

正直「外旭川にイオンの開発とともに複合型スタジアム作ります。税金は88億円かかります」のままだと異論続出、様々な手続きの問題もあって話進まないんじゃないかなと思います。
外旭川に持っていくなら、維持費含めてイオン側がもっと出さないと、みんな納得しないでしょう。

あと八橋や手形やプライウッドの案が蹴られたのと同じ厳しさで外旭川も検証したのかどうか。
アクセスとか地盤とか検証したの?と。
今になって知事から地盤の話出て来るの遅すぎでしょう。

八橋ならドリームフィールドを潰して、ASPスタジアム(あきぎんスタジアム)と両立させる案ではなくて、ASPスタジアム単体の改築だってよかったはずです。

2016年の岩瀬社長のインタビューではそれも可能だって言っていたわけで。
→ 参考 https://blaublitz.jp/whatsnew/114013.html
それならもっと早く進んだ気がします。稼働率で突っ込まれた事情もありますが、サッカー専用でもいいんです。
アレコレ欲張らなくても。民間が一定程度のお金を出せる話になってるのであれば、稼働率云々の話にはならないはずです。

手形案も90度回転させて、あまり使われていなそうなJR社宅の用地も使えばもっと余裕をもったプランにできたはず。

50年後くらいまで視野に入れて作るわけで、人口減が進みイオンが途中で無くなることもあり得るわけで(もちろんBB秋田も近鉄Buみたいになることもあり得る)、いっそ東口に作ることだって考えても良いと思うけど…。

佐竹知事の

> 民間企業が県民に税金を強制するようなことはいかがなものか。少し上から目線だと思う

が叩かれていますが、サッカー興味ない県民、消極的支持の県民(結果的にそっちのがはるかに多数派)もそう感じると思います。何年もかけて今ごろ?と熱狂的なサポーターの人の怒る気持ちもわかりますが、佐竹知事なんか早く辞めろリコールだというくらいに噴き上がってしまうと、一部サポーターとそれ以外の県民との間の断絶がスゴイことに。
だって「143億円のうち55億出すから残りは公費で」でしょ?
今治(40億)とは言わんけど、金沢(59億)くらいの予算規模ではダメなんでしょうか?

スタジアムにしろアリーナにしろ作った以上は4〜50年使うんですが、25年後には県の人口60万人切っちゃうわけです。使い終わる?頃にはさらに少ない。でも維持費は後半につれて上がっていく…
60万人となると、ちょっとした市の規模です。その時代に、秋田県立と秋田市立の両方の体育館や、極論県庁と市役所両方必要か?って話にもなる。

これがスタジアムやアリーナがあったからと言って、あるいは外旭川の街づくりやったとして、人口減が10年も遅れるとも思えないわけで…

人口減の秋田で、持続可能な形でプロスポーツをやっていく、アリーナや専用スタジアム(陸上トラックがないという意味で)を限られたお金の中で作り維持していく。 プロスポーツは人口減の特効薬でもないし、成長までは呼んでくれないものだけど、無きゃ衰退は加速しかねない。大事な街の要素。とはいえ、無尽蔵に税金を突っ込むのは納得しない人が多いのもまた事実。

やはり八橋でサッカー専用、全天候型は考えないってのがなんだかんだで一番早くまとまる気がしますが…。
維持費的なとこも含めて、みんなでもっと考えなきゃいけないと思います。
(とノンビリもしていられないのは当然として)

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