「Remix」とついているのは2010年にブログに書いた記事なので。
当時はまだ「泉外旭川駅」が出来る前。
JRの普通の駅を作るのどうなんだろう?本数も1時間に1本くらいだし…
だったら、LRTを混走させた方が、本数も増やせて少ない予算で停留所=駅もたくさん作れてお得では?
と書いた記事です。
今読むと(当時も?)、穴だらけの記事ですが、ご笑覧いただければ…
(ここから、2010年7月29日の記事です)
唐突ですが、秋田にLRTあったらステキですよね。
LRTとはいわゆる今風の路面電車です。
いや、ほら、採算性とかいろいろ考えると難しいのはわかる。
けど、これからの高齢化社会、クルマに頼らずに「歩いて暮らせる楽しい街」を作るためには公共交通機関が欠かせないわけで、海外なんかもLRTが最近増えているわけですよ。
国内だと富山ね。
コンパクトシティを目指して、自転車貸し出しシステムとかいろいろ頑張ってる。
そんな中で秋田市にLRTを…みたいな構想をする人はいろいろいると思うんだけど、これは「ぼくがかんがえたあきたのえるあーるてぃー」のメモ。まぁ、適当にワロスワロスで読んで下さいな。
いつか、ちゃんと企画書にする。…かも。
ま、秋田市にもかつては路面電車があったんですけどね。
古い資料をあたっていたら、実際に営業していた秋田駅〜土崎、そして大工町から交通局前の支線以外に茨島方面やらいろいろ構想路線もあったりして、もし、出来ていたら…あるいは同じくらいの都市規模である高知みたいに今でも残っていたら…とかいろいろ考えちゃいますね。
というわけで、自分のプランは、こう。
A-Line 新屋〜JR秋田〜土崎〜土崎みなと
B-Line 四ツ小屋〜JR秋田〜土崎〜土崎みなと
んで、
1.バッテリートラムを使う
2.可能な限りJRに乗り入れる
という感じ。
■バッテリートラム
パッテリートラムとは、まぁ、電気自動車の路面電車版だと思ってもらえばいいです。
参考:https://toyokeizai.net/articles/-/122845
いくらLRTが環境にいいとはいえ、やはり街中に架線を貼りめぐらせるのは景観的にイマイチだしね。
それから、後述するJR乗り入れのためには、LRT全線をJR規格の交流電化しなきゃいけないんだけど(交直両用車にするというテもあるけど)、だったらバッテリートラム化してJR本線走行時は基本的に車載のバッテリーで走ってもらったが良いんじゃないかと思う。
■可能な限りJR乗り入れでコストダウン
もう上記の路線を見て頂ければ、わかるように羽越本線、奥羽本線に乗り入れる形。
土崎からは分岐して秋田臨海鉄道線に乗り入れ。
土崎みなとから先は、風の王国プロジェクトが実現するなら、風車工場まで延長しても良いと思う。
(※2023年注釈 風の王国プロジェクトは県が主体的にかかわって風車を立てていきましょう、その代わりに大需要地となる秋田に世界規模の風車工場を誘致して、風車のメンテナンスだけではなく、製造までやることで仕事を作ろうという計画。結局、まとまって風車を立てられなかったことで、調達もバラバラ、秋田に風車工場が出来ることはありませんでした)
んで、一応JR秋田駅付近だけ、新しくLRT専用の線路を引くイメージ。
北は手形陸橋付近から分岐して買い物広場に乗り入れてJR秋田エキマエ停留所を設置。
南はJR秋田支社ビル付近からJR線に戻る感じ。
なんで、わざわざJRの秋田駅の片隅にホームを造るのではなく、いちいち外に出てくるかというと、そっちのが利用者にとって嬉しいだろうから。
そして、いつか、予算が潤沢に取れる日が来たら買い物広場付近から分岐して仲小路経由で山王方面に路面を走る併用軌道を延長できるようにしたいわけです。
えっと、中通の再開発ビル(※2023年注釈:のちの、なかいちです)で仲小路が分断されるんだけど、小倉の駅ビルにモノレールが突っ込んでるみたいなイメージで、中通の再開発ビルにLRTが突っ込んでもいいんじゃないかな(笑)
で、JR乗り入れするくらいならJR新駅で良いじゃん…と思うかもしれないけど、LRTなんで駅は500〜800mおきに設置するわけ。
これがJRの車両が止まる駅を作るとなると大変だけど、LRTの停留所なら、そんなにお金もかからないしね。
泉付近にJRの新駅を作る構想あるけど(※2023年注釈:のちの、泉外旭川駅です)、どうせならLRTでもっとあちこち作りましょうよ。
例えば、LRT構想だったら、秋田-土崎間だけで10駅くらい設置することになるわけで。
んで、2〜3駅おきに、本線から分岐してLRT専用の線路上に停留所を作って、そこは停車中にJRの列車を退避して追い越し可能にさせる、と。
この分岐する停留所に関しては直流電化して、バッテリートラムへの充電可能にする。
新屋と四ツ小屋の終点もLRT専用線上に設置して、そこでもバッテリー充電可能にして、折り返しの間合いに充電する。
四ツ小屋から先、御所野方面にもいつかは延長したいので、それも想定した設計にする。
てか、イオンモールにLRTで行けるようにしてしまうと、エキマエに止めの一撃になってしまうかなぁ…(^_^;)
こんな感じで作ると、バッテリートラムの車両代、基地の設置代(JRや秋田臨海鉄道に委託するテもあるけど)、 各停留所の設置費用、秋田駅付近の併用軌道の建設費…と、意外と安く作れるんじゃないかな、と。
効果もそこそこありそうな感じ。
LRTだから少なくても日中20分おきには走らせたい。
実際、秋田市電は新国道沿いを走ってたんだけど、当時は田んぼの中を走っていたイメージ。
で、今のJRの線路は市街地の外周の田んぼの中を走っていたイメージだったけど、秋田市が無駄に膨張したおかげで、今は市街地の真ん中あたりを走ってる感じになっちゃってるもんね。
まとめ
とまあ、あまり実現性やら経済性は考えてないんだけど、とりあえず…のアイディアメモでした。
たぶんJRは、こういう混走させるのやりたがらないだろうけども…
あ、そうそう、あくまでも富山ライトレールのようにJRをLRTに転換するハナシではなく、本線に乗り入れさせてもらって間借りするのが、このプランです。
てか、天下の奥羽本線や羽越本線をLRTには転換できませんて。
コメント
コメント一覧 (1件)
今、誰に投票しようか考えて、立候補者さん達の考えを調べている所でした。私としては、外旭川開発に積極的な方、秋田市の企業誘致(特に、大学院卒でも就職できるような職種のある企業)に積極的な方、風車プロジェクトの追い風となる方がいらっしゃれば、票を入れたいと思っています。
LRTの発想は私には少しもありませんでしたが、交通網が大事なのは本当に感じます。若松様は秋田の発展に貢献してくれそうなので、応援したいと思いました。